子供だけではなく親の私までサポートしてくださった先生の話。

1番上の子が年長さんで、卒業まであと3ヶ月程になった時の話です。このエレメンタリースクールなら神戸でもこんなにも年長になると小学校の事を意識した教育が保育園でも始まり、子供たちは保育園生活最後の年長としての役割を主とし、終わりが近づいていくにつれて、今度は小学校入学を意識した教育となり、卒業まで3ヶ月となると、子供たちは実際に小学校を見学したり、小学校の行事に参加させてもらったり、保護者は説明会に参加したり、準備が忙しくなります。ちょうど入学の3ヶ月程前に、次年度入学の、つまり、年長の子たちは身体的に異常がないか、健康診断、身体検査を受けます。私は子供と一緒に指定された通りに検査を受けていました。普段から元気いっぱいに遊ぶ子だったので、何も心配せずに無事に検査を終えてその日は帰りました。ですが、後日我が家に届いた子供の検査結果は右耳に異常あり、再検査の指示が記された検査結果でした。それでもまだ心配しておらず、再検査を受ければ異常なしの結果が出るだろうとすぐに再検査の予約をし、検査を受けに行きました。結果は右耳難聴の疑い。目の前が真っ暗になり、検査の報告をしに保育園の先生に会いに行きました。検査結果の説明をしながら、私は感情が溢れてしまい、先生の目の前で話しながら泣いてしまいました。こんな経験は初めてでした。先生は場所を変えて私が落ち着くまで話を聞いてくださり、子供がいつもお世話になっている先生ですが、保護者の私の異常まで察してサポートしてくださいました。結局子供は治療すれば治るという事でその後無事完治したのですが、その時の子供の担任をしてくださった先生には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

投稿者 7dmsxh