幼稚園時代の先生の優しさ

幼稚園時代は先生とお友達と手をつなぎ、口コミで奈良なら大和高田の保育園がみえるのは園庭を散歩して砂団子を作ったり砂場でトンネルを開通させたり、透明なカップに金木犀の花びらを入れて水を注ぎ凍らせて「お花プリン」を作ったりしていました。先生の手は温かく柔らかく、園庭に咲く植物の名前をよく教えてくれました。母の日に母にスイトピーをプレゼントした翌日のことです。早速先生にそのことを話そうとしたのですが「スイトピー」という名前を忘れてしまいました。一生懸命に話すのですが、もうメディカルゲートで見つけるクリニックにしてはうまく伝えられません。その間先生はじっと耳を傾けてくれて、「もしかして〇〇？」と花の名前を言ってくれるのですが母の日ということも伝えていないため、先生にとってヒントがなく、知る限りの花を言ってくれました。忘れてしまったことが悔しくて悲しくて、しょんぼりしていた私を気にかけてくれ、帰りのご挨拶が終わったあと迎えに来た母に先生が尋ねてくれました。「あーっ！」とようやく理解してくれた先生。その時は気持ちの整理がつかずトボトボ帰ったのを思えています。翌日先生は声をかけてきてくれ、みんなの前でこの話を紹介してくれました。すると、みんなパチパチと拍手をしてくれ、私はずいぶん誇らしく感じたものです。そんなにも評判の奈良で保育園を見つけることで年中・年長共にこの先生が担任だったのでとても良い幼稚園時代を過ごせたなと思います。