我が家は2021年の3月に今の住まいに引っ越してきました。そんな人気の奈良でも大和高田で保育園が良ければその関係で子どもが幼稚園を転園することになりました。以前の幼稚園は週４回お弁当で、子どもの好みに合わせていたのでいつも完食。とても美味しいと言って食べてくれていました。しかし、新しい幼稚園は毎日給食とのこと。メニュー表を見ても食べ慣れない野菜がふんだんに使われていて、「うちの子大丈夫かなぁ」と不安に思っていました。４月からの新学期、新しい先生と友達。そして毎日の栄養はバッチリだけどお野菜がたくさんの給食。今考えれば子どもの負担は相当なものだったと思いますが、やはりはじめのうちはすべてが嫌で、朝は大泣きして登園したくないと叫ぶ日々でした。なんとか幼稚園に行っても、帰ってから「幼稚園やだ。お友達いない。給食まずい」と楽しくなさそうな様子。どうやって東大阪にしてはトイレつまりにも頼みの先生のことを聞いても「先生怖い。給食食べないと怒る」なんて言い出したのです。おそらく先生は言い方には気をつけてくださったと思いますが、野菜を食べないと遊べない。帰れない。そんな状況で一人残って食べていた我が子からしたら、先生は怖い存在に映ったのでしょう。そんなこんなで心配ばかりの１学期でしたが、２，３学期と進むに連れて、いつの間にか子どもも幼稚園嫌だとは言わなくなりました。それどころか、「今日はおかわりしたよ。」とか「きのこが好きになってきた！」など、食べられるものも増えてきました。今では小学校に通う上の子よりも野菜が好きになって、先生とも「本当によく食べるようになりましたねー」と話すほどです。口コミの奈良を保育園からはあんなにしてもあの頃はどうなることかと心配でしたが、厳しくも温かく向き合い続けてくださった先生に感謝です。
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