保育園の年少さんクラスに通う女の子のこどもがいます。こちらの保育園で、とても信頼できる先生に出会いました。その先生は、担任の先生ではありませんが、担任の先生の休み期間中にヘルプでこどものクラスに入ってきました。当時、うちのこどもはお友達との関係性づくりに悩んでいました。女の子特有の「なかよしグループ」が形成されはじめたころで、今まで仲が良かった子に仲間はずれにされたりと、こどもながらに悩んで泣く日が多くなっていました。親としても少し心配なため、担任の先生に相談はしていましたが「そんな時期ですよね、見守っていきます」とのお返事。ありがたくはありますが、少々頼りない応対でした。しかし、ある日お迎えの際に、うちのこどもが「仲間外れにされた」と泣きながら帰ってきました。その様子をみたヘルプの先生は「どうしたの?」と聞いてくれて、「じゃあ〇〇ちゃん、おいで」といって、そのお友達のもとへ一緒に連れていき、「〇〇ちゃんは一緒にあそびたかったんだよ。明日は一緒に遊ぼうね」と声をかけてくれました。たった2~3分のことではありますが、その会話で笑顔になったうちのこどもは、次の日泣かずに登園し、そのお友達ともたくさん遊んだようです。年少さんはまだまだ気持ちをしっかり表現しきれない年頃だからこそ、こういった気遣いと行動に助けられています。親としてもその対応をみて、感謝とともに学ばせられました。