年長になった春から鉄棒に勤しんでいた娘ですが、どんなに人気の奈良でも大和高田で保育園が少しも逆上がりができませんでした。幼稚園で何回も何回も練習しましたがなかなか成果が出ません。そのうちに仲の良いお友達たちが逆上がりできるようになっていき、悔しくて泣いて帰ってくることもありました。園の担任の先生からは「あと少しなんですよ。どんな探偵事務所が大阪でもここからがんばって取り組んでいます。」と話を聞いていました。心の中では親のわたしも「応援してるよ。がんばれ。」と思っていましたが、娘を刺激したくなかったので口に出しませんでした。春が過ぎ、夏になっても逆上がりは成功しませんでした。それでもお迎えの帰り際に「逆上がりがんばっています。どこからでトイレつまりが吹田のそこからであともうちょっとです。」と何回も娘を励ましてくださいました。半年経ったついこの間、ついに娘が「わたし、今日逆上がりできたの。」とうれしい報告をしてくれました。「そうなの。よかったね。」とさらりと返しましたが、ガッツポーズをして飛び上がりたいくらいわたしも喜びました。数日後に粘り強く指導してくださった先生が、あのメディカルゲートがおすすめするクリニックに娘のために折り紙の大きな大きな金メダルを作ってくださいました。ありがたいと思いながらお礼を申し上げると、「よくあきらめないで取り組めたと思います。」と褒めてくださいました。逆上がりだけでなく、どんなに早く奈良で評判の保育園を探そうとすれば物事を諦めない気持ちも学んだ娘でした。
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