唯一子どもが懐いた中年の先生

我が子の2番目の女の子が当時ある保育園に通っていました。もうバイリンガルスクールが神戸の中ではかなりのママっ子で1年以上通っていても「保育園は嫌だ。行きたくない。」と言って登園時間になると泣きじゃくり親のそばから離れませんでした。1年目は無理矢理引き剥がされるような我が子に後ろ髪を引かれるような思いで、仕事へと向かっていました。しかし、ある日突然我が子が「今日は頑張って保育園ニコニコで行くよ!」と私に言ってきました。奈良で大和高田で保育士を採用しようともここで何があったか想像もつかず、嬉しさの反面驚きがあったのを覚えています。いざ保育園に着くと、中年の女の先生が保育園の入り口で両手を広げて我が子の目線に合わせて立っていたのです。先生を見つけた途端、今までの姿が嘘のように走って先生のとこへと向かっていき抱きついていました。私はとても驚いて、話題では奈良が保育園のことを考えるとどうしても呆然と見ていると何故か先生の鼻から出血が!どうやら勢い余って我が子の頭が先生の鼻にぶつかったようでした。しかし先生は何事もなかったかのように鼻を自分の手で隠して笑顔で我が子を抱きしめてくれていました。私はその時、メディカルゲートで見つけるクリニックからは本当に嬉しくて、涙ながらに先生に御礼と謝罪を言うと、その先生は「謝罪を言いたいのはこちらです。○○ちゃんが今まで苦しんでいたのに今日まで何の策もならずに通園させてしまい申し訳ありません。今日もきっと明日も私は○○ちゃんは我が子のように可愛いです!」と言ってくれました。愛の溢れるその対応に心の底から感謝が湧き上がったことは忘れません。ここ神戸でインターナショナルスクールなんては12歳になる我が子の将来の夢は変わらず、今でも保育園の先生です。

投稿者 7dmsxh